秋の大型連休、30キロ超渋滞は33カ所 飛び石で分散傾向

 日本道路交通情報センターは13日、11月28日までの観光地の道路交通情報を発表した。今年の9月の大型連休シルバーウイークは、日並びが「飛び石連休」となるため、渋滞の発生は昨年よりも少ないと予想している。ただ、平日の9月24日も、「土日祝日千円乗り放題」の割引が適用されるため、遠方に向かう人を中心に交通量が増えるとみている。
 ピーク時に30キロ以上の激しい渋滞が予想されるのは、(1)9月18日の中央自動車道下り線相模湖インターチェンジ(IC)付近(40キロ)(2)同19日の東名阪自動車道上り線の四日市IC付近(30キロ)(3)10月10日の東名高速上り線の大和トンネル付近(45キロ)など。上下線の計33カ所で30キロ以上の渋滞が起きると予想している。
 一方、高速道路ではこの時期に集中工事が多く予定されている。東名高速東京-小牧間で10月4~15日、中国自動車道吉川-宝塚間で10月12~30日(土日除く)、九州自動車道太宰府-筑紫野間は11月28日まで、それぞれ昼夜連続で車線規制がある。関門トンネルは12月17日まで全面通行止めの予定で、注意を呼びかけている。

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