大崎市鹿島台の風物詩「秋の互市」が10日始まった。家族連れなど多くの客でにぎわい、買い歩きを楽しんだ。12日まで。
JR鹿島台駅から市鹿島台総合支所までの昭和通り約800メートルに、農産加工品や刃物、竹細工など県内外の213店が並んだ。店先では出店者と客の会話が弾んでいた。
青果などを扱う店を出す地元の香川清一さん(68)は「リンゴや柿といった果物をはじめゴボウなどの野菜、大豆など豆類が旬」と話した。
互市は1910年に始まり春と秋に開催。今回で209回を数える。
開催時間は午前9時~午後4時。期間中、約8万人の人出を見込んでいる。連絡先は市鹿島台総合支所0229(56)5520。