秋サケの初競り、1キロ8万8888円の史上最高値!ブランド鮭「銀聖」のオス+水揚げ去年の4割ほどにとどまり、約4.4キロの1匹39万円 来遊予測“最低”で今後も高値続く見通し

秋サケの初競りが札幌市で行われ、1キロ8万8888円、記録が残る過去10年で、最高値がつけられました。1匹あたり、約39万円ということになります。  3日朝、札幌市中央卸売市場で行われた秋サケの初競り…2日に日高地方やオホーツク地方で水揚げされた秋サケ、およそ200匹が競りにかけられました。

札幌市中央卸売市場で行われた秋サケの初競り(午前6時ごろ)

 水揚げが少ないことに加え、日高地方のブランド鮭「銀聖」のオスだったこともあり、1キロ8万8888円!  記録が残る過去10年で最高値、約4.4キロの1匹あたりに換算すると、39万円ほどに上りました。

初競りにかけられたのは、約200匹

 北海道立総合研究機構は、今年の秋サケ来遊を過去最低の2017年の1737万尾を下回ると予測しています。  市場関係者によりますと、その予測どおり、今年の水揚げ量は去年の4割ほどにとどまっていて、今後も高値が続く見通しです。

史上最高値の秋サケは、恵庭市のスーパーで展示、販売予定

 最高値で競り落とされた秋サケは、恵庭市のスーパー「うおはん」で4日に展示され、5日以降、切り身で販売することを検討中ということです。

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