秋保で「冬キャン」 仙台の旅行会社がフェス企画

旅行会社たびのレシピ(仙台市太白区)は、3月5、6日に太白区秋保町の「秋保木の家」で「冬キャンあったかフェス」を開催する。キャンプ用品の展示販売や飲食ブースに加え、ロッジに宿泊して宮城県産食材を使った「キャンプ飯」を味わえるプランも用意。新型コロナウイルスの影響で国内外のツアー催行が難しい中、近場のアウトドア企画に力を入れる。

たびのレシピが初めて企画した「冬キャンプあったかフェス」

 会場では人気ブランドのテントやたき火台などを展示販売し、カレーや芋煮といった飲食ブースが出店。キャンピングカーも展示する。日帰り参加は芋煮1杯付きで1人500円。

 ロッジ村での宿泊プランは、市内のシェフが「キャンプ飯」を調理。夕食は銘柄豚「JAPAN X」のスペアリブ、減農薬の地場野菜を使ったサラダなど、朝食も県産食材を使ったオムレツ、サラダ、ヨーグルトなどを味わえる。

 宿泊は15組限定。大人1万500円、小学生8000円がみやぎ宿泊割利用で5000円引きになり、地域限定クーポンが最大2000円分付く。キャンプ場(食事なし1区画3500円と入場料)も利用可能。

 たびのレシピは3月から秋保木の家のロッジ、キャンプ場の旅行商品を手掛ける。佐藤秀彦社長は「毎月大小のイベントを開きながら、秋保で外遊びを楽しめる場所として定着させていきたい」と意気込む。

 イベントは5日正午~午後4時、6日午前10時~午後3時。連絡先は同社022(393)7458。

 

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