全国学力テストの結果が27日公表され、東北各県(公立)の平均正答率は秋田が小中学校全8科目のうち、6科目で全国1位となった。青森は小学校の国語Aで2位、算数Aで3位、山形は中学校の国語Aで3位に入った。宮城は小学校の4科目全てで全国平均を下回った。
東北各県の県別平均正答率は表の通り。
青森は小中学校の全科目で平均を0.3~6.0ポイント上回った。小学校は4科目全てで10位以内に入った。
岩手は小学校算数B、中学校の数学A、Bを除く5科目で平均を0.7~2.8ポイント上回った。中学校の数学A、Bはともに45位と低迷した。
宮城は中学校の国語A、Bでともに平均を1.2ポイント上回ったが、ほかの6科目は0.9~1.9ポイント及ばなかった。
秋田は1位以外の科目でも、中学校の数学A、Bがともに2位と健闘した。平均正答率は全科目で平均を5.2~9.7ポイント上回った。
山形は小学校の国語B、算数B、中学校の数学A、Bの4科目が平均を下回った。中学校の国語A、Bは平均を1.7~2.5ポイント上回った。
福島は小中学校の国語Aを除く6科目で平均を0.8~3.4ポイント下回った。小学校の国語Aは平均を1.2ポイント、中学校の国語Aは0.9ポイント上回った。