積水ハウスの仲井嘉浩社長(54)は16日までに共同通信のインタビューに応じ、各地の「道の駅」周辺を中心にホテルを展開する計画について、全国23道府県で計約3千室を提供することを明らかにした。まずは2020年秋以降に栃木、岐阜、三重、京都、奈良、和歌山の6府県で15施設、約1150室を開業し、その後開業ペースを加速する。
米ホテル大手マリオット・インターナショナルと組んで、ホテルはマリオットが運営し、積水ハウスが施工を手掛ける。仲井氏は「計画が5千室まで伸びる可能性は十分にある。今後全国に広げたい」とも意気込んだ。
訪日客らの地方への観光需要に応える。