自宅の窓を開けて大音量でハードロックなどを聴き続けたとして、京都府警は10日、京都市西京区の無職の男(53)を軽犯罪法違反(静穏妨害)の疑いで逮捕し、発表した。周辺住民の110番通報などで駆けつけた警察官が10回、音を小さくするよう求めたが、聞き入れず窓も閉めなかったという。男は「趣味で聴いていた。大きい音を流したのは間違いない」と話しているという。
西京署によると、逮捕容疑は昨年8月〜今年3月の10回、戸建ての自宅でCDラジカセなどで大音量で音楽を聴き続け、近所に迷惑をかけたというもの。朝の7時半や夜の9時過ぎの時間帯もあった。駆けつけた署員に、「趣味でやっているんだ」「帰れ」などと言い返したという。
府警には2017年3月から、周辺住民から騒音をめぐる計23件の通報や相談が寄せられていたという。