笑いなし、奇抜さなし…真顔の江頭2:50が渋谷の街頭ビジョンから外出自粛呼び掛け「うちで過ごそう」

お笑い芸人の江頭2:50が8日、東京・渋谷の街頭ビジョンを“ジャック”し、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けて若者にもの申した。「もう他人事じゃないぜ!一人一人の行動にかかっている」「みんなでこの危機を乗り越えようぜ Stay Home」と絶叫し、若者の外出自粛を呼び掛けた。

 江頭が若者の聖地で感染拡大防止活動をスタートさせた。登録者数200万人に迫るユーチューバーとして活躍中。今月1日に公式チャンネル「エガちゃんねる」でアップし、20万回以上再生された動画を1分に再編集した。奇抜な笑いや、過激なチャレンジは封印。真顔で「一人一人の行動にかかっている」「うちで過ごそう」などと大型ビジョンから叫んだ。

 渋谷交差点などのビジョンを運営する企業が「若者たちに外出を控えるメッセージを伝えたい」と人気ユーチューバーの江頭にオファー。本来は数百万円かかる広告枠を無料提供した。江頭やスタッフたちは「微力ですが、コロナ収束に少しでも役に立てれば、僕らも本望です」と急きょ再編集したという。8カ所の街頭ビジョンで午前9時から深夜0時まで1時間に8回放送される。

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