第9回気仙沼YEG紙ヒコーキ大会が4日、気仙沼小の校庭であり、子どもを中心に約100人が手作りの飛行機を飛ばして滞空時間や飛距離を競った。
おもちゃを自分で作り外で遊ぶ楽しさを多くの人に体験してもらおうと、気仙沼商工会議所青年部が毎年主催している。専門用紙で作る折り紙飛行機を手投げする部門や、ゴム動力機部門など4種類の競技を行った。子どもたちは競技前に指導を受けながら飛行機を製作。青空が広がったものの、時折強い風が吹く厳しいコンディションで、思うように記録を伸ばせない参加者も。自分が作った機体が空に舞う姿を見る表情は皆、笑顔だった。
市販のキットで作るペーパーグライダー部門で、11秒以上の滞空時間を記録し優勝した気仙沼小4年の本田尚裕君は「思ったより飛んだ。飛ばす時に勢いをつけたのが良かった」と喜んでいた。