米グレンデール市、慰安婦像訴訟の邦人原告が反論本出版

【ニューヨーク=黒沢潤】米カリフォルニア州グレンデール市の慰安婦像をめぐる訴訟の原告で、「歴史の真実を求める世界連合会(GAHT)」の会長 を務める目良浩一氏は10日、ニューヨークで記者会見し、「慰安婦は性奴隷にあらず」と題した書籍(英語版)を出版したことを明らかにした。同書はA4判 98ページで、慰安婦問題が浮上した経緯や日本政府の対応、朝日新聞の誤報問題などを詳述している。

目良氏は会見で、慰安婦問題が米国で 理解不足のまま論じられることに懸念を示し、「長い期間をかけて米歴史家たちの認識が変わるよう取り組んでいく」と述べた。「論破プロジェクト」代表で実 業家の藤井実彦氏も同会見で「確かなことを(米国で)伝えるため活動していく」と語った。

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