【シリコンバレー時事】米インターネット検索最大手グーグルは６日、携帯情報端末専用の基本ソフト（ＯＳ）「アンドロイド」を刷新し、日本で「おサイフケータイ」と呼ばれ普及している非接触型の電子決済機能を利用できるようにすると発表した。この新ＯＳが初搭載された韓国サムスン電子製の多機能型携帯電話機「ＮＥＸＵＳ・Ｓ（ネクサス・エス）」は今月１６日に米国で、同２０日に英国でそれぞれ発売される。
ネクサス・エスはグーグルが年初に投入し、約４カ月で自前での販売を打ち切ったネクサス・ワンの後継製品。決済機能を持つ非接触ＩＣチップを搭載し、携帯決済の国際規格「ＮＦＣ」にも対応。クレジットカードの代替となる簡易決済方式である、おサイフケータイの普及をにらむ。（2010/12/07-08:43）
米グーグルが「おサイフケータイ」＝韓国サムスン製で初搭載
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