[シアトル 16日 ロイター] ソフトウエア大手の米マイクロソフト<MSFT.O>は独自開発のタブレット端末「サーフェス」の詳細を明らかにした。価格はアップルの「iPad(アイパッド)」より低く設定し、成長著しいタブレット市場で追撃を図る構えだ。
価格設定は32ギガバイト(GB)モデル(Wifiのみ)が499ドルと、アイパッドの同等モデルの599ドルを下回っている。
キーボードにもなる黒い「タッチカバー」付きは599ドル、黒のタッチカバー付きの64GBモデルは699ドルに設定されている。
サーフェスはアイパッドより縦長でやや重く、カメラ2機とUSBポート1つを搭載している。
新基本ソフト(OS)「ウィンドウズ8」のリリースに合わせて10月26日に発売するが、同社のウェブサイトで16日から数量限定で予約注文を受け付ける。
26日からは米国とカナダのマイクロソフト店舗での販売に加え、オーストラリア、カナダ、中国、フランス、ドイツ、香港、英国、米国でオンライン販売が開始される。
マイクロソフトは6月にサーフェスを発表。ハードウエア事業への参入で市場を驚かせたが、価格は明らかにしていなかった。