米人気番組で決勝進出“謎の制服おかっぱ集団”「アバンギャルディ」が全国ツアー、紅白も出演

振付師のakaneがプロデュースするダンスグループ「アバンギャルディ」が、今日15日に名古屋市芸術創造センターから、2度目の単独公演となる全国ツアー「-宣戦布告-」をスタートさせる。世界も魅了する“謎の制服おかっぱ集団”が、全国に“生の迫力”を届ける。このほど、メンバーのpani、seira、sonoが取材に応じた。【聞き手=大友陽平】 【写真】制服姿で一糸乱れぬパフォーマンス  ◇  ◇  おかっぱ頭に制服姿で繰り広げる一糸乱れぬパフォーマンスが武器。大阪を拠点に活動するダンスチームは、TikTokやインスタグラムなどSNSの総フォロワー数も320万人を超えるなど、世界中から人気が集まっている。23年には、米人気オーディション番組「America’s Got Talentアメリカズ・ゴット・タレント)」で、日本勢としては10年ぶりに決勝進出。年末のNHK紅白歌合戦では、YOASOBIのステージにも登場し、CMにも引っ張りだこだ。  sono 街中で撮影していても、声をかけてもらえるようになりました!  pani くせになるダンスと言ってもらえたり、マネしてもらったりするようになりました。  seira 海外の方からもSNSでコメントをもらったり反響があります。申し訳ないんですけど中には読めないアラビア語? とかもあって…。うれしいです!  最近では、Netflix映画「シティハンター」のエンディング曲「Get Wild Contiual」(TM NETWORK)に合わせて、主演の鈴木亮平(41)とコラボした「ゲワイダンス」動画も、TikTokなどで1500万回再生を超えるなどバズっている。  seira 鈴木亮平さんが振り付けされた「もっこりダンス」が劇中に出てくるんですけど、今回の私たちのパフォーマンスに振り付けを取り入れさせていただきました! 鈴木さんと一緒に踊らせていただいて、事前に完璧に覚えてきてくださって、撮影も5分で終わりました!  sono 撮影中も、どうやったらもっとおもしろくなるかというのを、こだわって考えてくださっていて、こんなにもたくさんの方に見ていただける、おもしろい動画になって、すごくうれしいです。  「バブリーダンス」で一躍有名になったakaneがプロデュースする形で、2022年2月に発足した。シンクロする動き、縦横無尽にスピーディーに変化するフォーメーション…。日々の鍛錬が圧倒的なパフォーマンスにつながっている。  pani (akaneは)世間からは“怖い”イメージがあるかもしれませんが、“厳しい”イメージです。少しのズレもすぐバレます。  sono めちゃ厳しいですが、愛を感じます。妥協しない姿勢が、私たちのパフォーマンスにつながっています。  seira 顔、腕など体の角度1つ1つを合わせていきますし、表情の表現にも力を入れています。鏡に向かって、1人1人に合った表情も研究しています。  今年1~2月に、東京と大阪で初の単独ライブを開催した。  pani 思っていた以上にペンライトを振っていただけたり、1人1人の名前を呼んでいただけて…。チームですけど、それぞれもしっかり見てくださっているのを感じられて、うれしかったです。  今回のツアーは愛知を皮切りに、18日に福岡(福岡市民会館)、19日に広島(広島国際会議場フェニックスホール)、24日に東京(LINE CUBE SHIBUYA)、7月6日に大阪(SkyシアターMBS)と5都市で開催する。すでに愛知、東京、大阪公演はチケットも完売。6月20日に、東京・中野ZERO大ホールで追加公演(19日からチケット発売)も決まった。  pani 名古屋、広島、福岡は初めてなのでとても楽しみにしています。私たちの強みは、ダンスとか見た目とか表情とか、すごいスピードで構成が変わったりとか、見たことのない動きなので、おもしろいと思います!  seira 前回の単独ライブよりも、さらにアバンギャルディの良さを伝えられるライブになっています。初めての方も、1回目から“沼っちゃう”ような、生で見たことがないパフォーマンスを見てほしいです。  sono VTRとか、MCでも、笑かします! 体を張って、おもろいを追求しています(笑い)。生でしか見られない迫力もありますし、いろいろな世代の楽曲をやるので、どんな世代にも刺さると思います。  今後の野望は、口をそろえて「海外ツアー!」。おかっぱ集団が、まずは国内にさらなる旋風を巻き起こす。

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