[広島 27日 ロイター] – オバマ米大統領は27日、現職大統領として初めて広島を訪問し、原爆慰霊碑に献花した。
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献花後のスピーチで大統領は「亡くなった方々を悼むために訪れた。あの悲惨な戦争のなかで殺された罪なき人々を追悼する」と述べた。
その上で「歴史の観点で直視する責任を共有する。このような苦しみを繰り返さないために何をすべきか問う必要がある」とし、核保有国は核なき世界を追求する勇気をもつ必要があると語った。
大統領はその後、被爆者と握手し対話、原爆ドームを見学した後、平和記念公園を離れた。