米沢の味覚ぎゅ~っと 温泉旅館などが弁当を共同開発

山形県米沢市内八つの温泉にある全24旅館でつくる「温泉米沢八湯(はっとう)会」は、JR米沢駅や弁当業者と共同で「米沢八湯 湯めぐり弁当」を開発し、5日から9月15日まで、駅ホーム売店などで販売する。
 弁当は2段重ねで、食材に米沢の味覚ABC(アップル、ビーフ、カープ)を取り入れた。みそ仕立ての米沢牛すき焼き、コイの空揚げ、リンゴゼリー、サケの塩引きすしなど伝統の味を楽しめる12品を詰めた。
 価格は1300円(税込み)。八湯会加盟の旅館に宿泊すると、手ぬぐいや日本酒などがプレゼントされる「宿泊おもてなし切符」付き。米沢駅前にある新杵屋本店と駅ホーム売店の2カ所で販売する。
 6月に始まる大型観光宣伝「山形デスティネーションキャンペーン」に合わせて企画した。
 八湯会の佐藤雄二会長(50)は「米沢の味を凝縮した弁当ができた。旅の思い出にしてもらい、リピーターを増やしたい」と話している。
 連絡先は米沢観光物産協会0238(21)6226。

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