米粉、おいしさ実感して! 生産者団体などが初のフェア開催

 宮城県と生産者団体、食品製造販売業者などで組織する「宮城こめ粉推進協議会」は、県産米粉と米粉食品の魅力をアピールする初の「宮城こめ粉フェア」を始めた。
 30日までの期間中、調理の実演や試食のイベントを開く。県内の米粉や米粉食品を扱う販売店、米粉料理の提供店約200店はオリジナルののぼりを立て、機運を盛り上げる。のぼりは、紫地に水玉模様をあしらった伊達家の陣羽織風。「伊達の米粉 見参」と染め抜いている。
 米粉でとろみを付けたシチューの調理実演・試食はみやぎ生協黒松店で6日、同明石台店で7日それぞれ開かれる。20、21日には同岩切店の特設会場で、県内メーカー7社が米粉を使っためんやケーキを展示販売する。
 県農林水産政策室の寺嶋則雄室長は「各家庭への普及が米粉の消費拡大の鍵を握る。多くの県民に米粉に親しんでほしい」とPRしている。

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