宮城県大崎市や松島市、仙台市の料理人や主婦が米粉を使った創作料理の腕前を競う「おおさき料理対決」が22日、大崎市古川の飲食店で開かれた。
料理人や農家でつくる「おおさき楽友会」が主催し、ことしで12回目。旅館、ホテルの料理長や食育コーディネーター、主婦ら10組が腕を振るい、公募した審査員ら約50人が試食した。
米粉は焼き菓子に使われることが多いが、会場にはチーズフォンデュ、グラタンなど多彩なメニューが並んだ。
審査員を務めた大崎市の農業鈴木和江さん(53)は「米粉は主食に使うイメージがあったけれど、アイデア次第でいろいろ応用できると分かった」と話した。
審査の結果、最優秀賞には大崎市鳴子温泉の鳴子味庵(なごみあん)が選ばれた。野菜ソムリエが考案した米粉コロッケや米粉ドレッシングのサラダなど、地元産の野菜、果物を組み合わせた健康的なメニューが評価された。