米紙「日本景気後退」と一斉報道 GDPマイナス成長で

 【ニューヨーク共同】日本の7~9月期の国内総生産(GDP)速報値が2四半期続けてマイナス成長となり、米主要各紙は17日付の紙面で「日本が景気後退入り」(ワシントン・ポスト)と一斉に報じた。
 日本政府は「企業収益が雇用者報酬につながる好循環は動いている」(甘利明経済再生担当相)としているが、米国では厳しい認識が多い。
 ウォールストリート・ジャーナルは1面記事で「2期連続のマイナス成長は景気後退とみなされる」と指摘。マイナス幅も大きかったため「野党にとって格好の攻撃材料となる」と衆院解散・総選挙にからめ論評した。

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