NHKは2日、今年の大晦日に放送される「第71回 NHK紅白歌合戦」(12月31日、午後7時30分〜)の司会者を発表した。白組は俳優の大泉洋、紅組は女優の二階堂ふみが初の大役を担う。総合司会は内村光良と桑子真帆アナウンサー。
大泉は18年から同局音楽番組「SONGS」の責任者に就任。大河ドラマでも「龍馬伝」「真田丸」などに出演、連続テレビ小説「まれ」ではヒロインの父親役を演じた。
二階堂は現在「エール」で主人公の妻・古山音を好演。大河ドラマでも「平清盛」「軍師官兵衛」「西郷どん」などに出演している。
2人とも紅白司会は初。
総合司会の内村光良は4年連続4回目となる。
今年の紅白のテーマは「今こそ歌おう みんなでエール」。実施本部長の二谷裕真氏は2人の司会起用理由について、二階堂については「連続テレビ小説『エール』のヒロインとしてお茶の間のみなさんに愛され、今年最も注目を浴びた女優のおひとりです。そのほかにも数多くの映画・ドラマ・CMなどに出演されていますが、文筆活動や写真家としても活動され、多彩な才能を発揮されています。加えて『エール』では素晴らしい歌唱力も見せていらっしゃいます」と説明。
大泉の起用理由について「巧みな話術に、抜群のユーモアセンスは、みなさんもご承知の通り。毎週土曜、総合テレビで放送中の音楽番組『SONGS』では、『責任者』という役柄のホストをお任せしていますので、紅白では、白組の『責任者』のつもりでいただけたら、白組にとって最強の“エール”となるでしょう」と説明している。