納豆+米粉=納豆麺 もちもち食感味わって

納豆製造の大永商店(村田町)は、粉末にした納豆と米粉で作った新商品・納豆麺を発売した。細麺の「ナットメン」と、パスタ向けの平麺「ナットチーネ」の2種類で、同社は「新しい感覚で納豆を味わって」とPRしている。
宮城県内産のササニシキの米粉と、県産大豆で作った同社の納豆の粉末が主原料。もちもちした食感で粘りはなく、ほのかに納豆の香りがする程度。納豆が苦手な人やソバや小麦のアレルギーがある人でも食べられる。
海外に納豆を輸出している同社が、外国人でも納豆を楽しめるようにと開発した。細麺は和紙で包んで箱詰めするなど外国人を意識したパッケージにした。
同社にとって東日本大震災後初めての新商品で、ことし3月11日に販売を始めた。大沼賢治副社長は「納豆とお米の栄養がたっぷり。添加物は一切入っていないので素材の味を楽しんでほしい」と話している。
ナットメンは120グラム入りに麺つゆが付いて550円(税抜き)、ナットチーネは80グラム入りが2食詰めで720円(同)。
連絡先は同社0224(83)2034。

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