ある程度の年齢になると、自身宛に結婚式招待状が届く人もいることでしょう。そこで、結婚式に招待されたことがある20〜30代の男女421人に調査をしたところ、約半数の人が「結婚式への出席を断ったことがある」と回答しました。また、出席を断った理由については、「スケジュールが合わなかった」「金銭的な余裕がなかった」などに回答が集まったそうです。
トレンダーズ株式会社が運営する、生活のお悩み解決メディア『となりのいろは』が「結婚式とお金に関する意識・実態調査」と題して、2022年10月に実施した調査です。
同調査によると、45.6%の人が「結婚式への出席を辞退した経験がある」と回答。これを年代別でみると、30代(47.9%)は20代(41.9%)より断ったことがある経験が多くなっており、年齢を重ねるにつれて招待される回数が増え、出席を断る回数も増えていることがうかがえたといいます。
また、「結婚式への出席を辞退した理由」については、「スケジュールが合わなかったから」(60.4%)が最多に。次いで、「金銭的な余裕がなかったから」(29.2%)が続きました。
なお、金銭的な事情で出席を辞退したことがある人のうち80.4%が「お祝いしたい気持ちはあった」と回答しており、結婚式に出席したくても経済的な事情で辞退せざるを得なかった経験がある人の多さがうかがえたそうです。
「ご祝儀が高いと思ったことがありますか」を聞いたところ、74.1%の人が「高いと思ったことがある」と回答。同社は「新郎新婦との関係にもよりますが親族を除けば3〜5万円程度が相場と言われることが多いご祝儀ですが、『高い』と感じる人の多さと同時に、高いと感じているからといって『お祝いの気持ち』がないわけではない、そんな20〜30代の『結婚式とお金』に関する意識がうかがえました」とコメントしています。