総人口、過去最大の減少=高齢者、全国で14歳以下上回る―12年10月時点の推計

 総務省は16日、2012年10月1日現在の推計人口を発表した。在日外国人を含む総人口は前年比28万4000人(0.22%)減の1億2751万5000人で、2年連続して過去最大の減少となった。65歳以上の高齢者の割合が、初めて全都道府県で0~14歳の年少者を上回り、少子高齢化の進展を裏付けた。
 出生児数が死亡者数を下回る「自然減」が20万5000人に達したほか、東日本大震災などの影響で外国人の出国者数が入国者数を5万6000人上回ったことが、人口減の要因となった。
 総人口に占める65歳以上の高齢者の割合は0.8ポイント上昇の24.1%。うち75歳以上は0.4ポイント上昇の11.9%でいずれも過去最高を更新。年少者の割合は0.1ポイント低下し、過去最低の13.0%だった。 

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