美しい海水浴場復活を願い清掃大作戦

あぶくま青年会議所(JC、宮城県岩沼市)は22日、亘理町の荒浜海水浴場で「シーサイドフェスティバル~ビーチクリーンアップ大作戦~」を展開する。東 日本大震災後に休止が続く海水浴場の復活を願い、砂浜の大規模な清掃活動を実施。多くの人に足を運んでもらおうと、地元小学生の絵をプリントしたTシャツ 展示といったイベントも、荒浜にぎわい回廊商店街で同時開催する。
清掃活動は午前10時~午後4時で、参加は随時受け付ける。商店街に展示するTシャツは、町内の小学生220人が「亘理の好きなもの」などをテーマに描いた絵を印刷。亘理高生とミサンガを編む「笑顔のミサンガ作成ブース」も置く。
被災した荒浜への応援メッセージを記入するコーナーも設け、震災前は1シーズンに約3万6000人が訪れた憩いの場所を取り戻す機運を高める。
あぶくまJCは昨年6月から毎月、荒浜海水浴場で清掃活動を実施。JCの担当者星明さん(30)は「町内外から荒浜で海水浴をしたいという声を聞く。多く の人と一緒に海水浴場の復活を目指したい」と広く参加を呼び掛けている。小雨決行。連絡先は星さん090(7797)4609。

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