義理より本命増える?バレンタイン商戦本格化

仙台市内の百貨店で、バレンタイン商戦が本格化してきた。ことしの14日は日曜日に当たるため、各店は職場などで配る「義理チョコ」が減り、「本命」に渡 すチョコを厳選して購入する消費者が増えると予測。家族や自分、友達向けに買い求めるケースも想定し、普段食べられない国内外の高級チョコの販売に力を入 れる。
仙台三越は2~14日、120を超える国内外のブランドチョコを集めた「サロン・デュ・ショコラ」を、仙台市青葉区の本館7階に開設する。ことしで8回目。
17人の有名菓子職人のチョコが味わえる人気の詰め合わせなどを用意。青葉区の2カ所で「カズノリ イケダ アンディヴィデュエル」を営む池田一紀さん(38)ら国内を拠点に活躍する職人の商品も並ぶ。
仙台三越の担当者は「日本のショコラティエの評価は高く、注目した。今回は『本命』『自分』『家族』の需要が伸びる」とみる。
藤崎は青葉区の本館7階に「ショコラマルシェ」を設け、国内外の70のブランドチョコを14日まで販売している。
東北初登場のイスラエル発ブランド「マックス ブレナー」の飲食コーナーでは、ピザ生地にチョコやマシュマロを載せた商品などを提供している。京都のアイスクリーム店「京きなな」のパフェやソフトクリームも会場で食べられる。
藤崎の担当者は「買うだけではなく、実際に自分で食べる楽しみも味わえる」と来場を呼び掛ける。

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