羽生選手、お出迎え 仙台観光PRポスターに

 仙台市は2日、同市出身でことし4月に仙台観光アンバサダーに就任したフィギュアスケートの羽生結弦選手(19)=ANA、宮城・東北高-早大=を起用した観光PRポスターを発表した。主に市内の観光地や観光関連イベントで活用するほか、宮城県外で掲示を希望する施設を募り、配布する。
 定禅寺通や仙台七夕まつりなど、仙台を象徴する光景をバックに羽生選手が両手を広げ、笑顔で観光客を迎えるデザイン。サインと手書きのメッセージ「Welcome to my hometown Sendai」も添えられている。
 ポスターはA1判で1000枚作製。仙台城跡や瑞鳳殿など市内の観光地や宿泊施設、今月東京で開催される観光イベント「ツーリズムEXPOジャパン」で掲示する。各都道府県や政令指定都市へポスターを送付し、張り出しを依頼する。一般の人には配布しない。
 2日の定例記者会見で奥山恵美子市長は「羽生選手の被災地、古里に対する思いがポスターにあふれている」と話し、PR効果に期待した。市は羽生選手を起用したパンフレットと映像の作製も進める。
 市は県外の観光施設など100施設に、先着順でポスターを配る。希望する施設は市観光交流課にメールで申し込む。宛先はkei008020@city.sendai.jp
 同じ仙台市出身のアンバサダーで卓球の福原愛選手(25)=ANA=と羽生選手が共演する広告看板も、エスパル仙台店地下1階の地下鉄仙台駅方面連絡通路に設置した。

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