東北運動記者会(河北新報社など新聞・通信社20社、放送18社加盟)は30日、2013年度の東北運動記者会スポーツ大賞に、ソチ冬季五輪フィギュアスケート男子金メダリストの羽生結弦選手(19)=ANA、宮城・東北高-早大=を選んだ。羽生選手は11年度に続き2度目の受賞。
羽生選手は昨年12月、グランプリファイナルを初制覇し、同月の全日本選手権で2連覇。ことし2月のソチ五輪でフィギュア日本男子初の金メダルを獲得し、3月の世界選手権でも初優勝した。
スポーツ大賞はことしで13回目。前年度に活躍した東北ゆかりのアマチュア選手、チームを対象に、加盟社が2票ずつ投票し、最多得票者を表彰する。
羽生選手は32票を獲得。2位は、ともにソチ冬季パラリンピックのアルペンスキー男子座位で、スーパー大回転と滑降の2冠の狩野亮選手(マルハン、岩手大出)と、回転で金メダルを獲得した鈴木猛史選手(駿河台大職、福島・猪苗代高-駿河台大出)がそれぞれ6票を集めた。