考えごとしてるときの仕草から向いてる仕事を分析!

気がつくと腕を組んでいたり、頬杖をついていたり…。考え込むときに無意識にやっている仕草って人それぞれですよね。このときの仕草から読み取れる情報があるようです。

「考え込むときにしてしまう癖からは、『論理的』『ポジティブ思考』といったその人の思考パターンが読み取れるので、そこから向いている職業を分析することができると思います」とは、恋愛科学カウンセラーの荒牧佳代さん。

みなさんは、どのような仕草で考えていますか? ぜひ、想像しながら読んでみてください!

【目を上に向ける/閉じる】

「どこを見るでもなくボンヤリと上を見つめたり、目を閉じたりして考え事をする人は、無意識に目から入る情報を遮断して思考に集中しようとする真面目な性格。さらに、右上を向くか、左上を向くかでも性格が分かれますね」(荒牧さん・以下同)

*右上を向く人*
「右上を向く人は、『左脳・右脳説』でいえば、空想上(フィクション)のことを考えることや、物事を論理的に考えることが得意。考えを言葉で表現する能力にも長けていて性格も社交的なので、職業としては編集者や作家(フィクション)向きです」

*左上を向く人*
「左上を向く人は、『左脳・右脳説』でいえば、頭の中に記憶されているデータや刺激、考えを巡らせて独自の世界観を生み出すのが得意で、心根がピュアでストレートです。そのため、絵描きやデザイナーなどアート系の仕事が向いています」

【腕を組む】

「腕 を組む動作は、心理学では周囲と壁を作って自分を守ろうとする気持ちが反映されると言われています。そのためこのタイプは、周りに邪魔されずに思考に集中 したいと考える人。悩みがあっても誰かに相談せずに自分で解決策を見出すなど、自分の発想力で何事も進めていきたいと考える開拓精神の強いアイデアマンと 言えます」

<向いている職業>
「決断力とリーダーシップがあるこのタイプは、自分の考えや方針が全体に行き届く小規模な職場のトップが向いています。大工の棟梁やベンチャー企業の社長などがいいですね」

【頬杖をつく】

「手 を顔に当てる行為は、体温を直接肌で感じて安心感を得て、気持ちを落ち着かせようとする心理の表れ。そのため考え込むときに頬杖をつく人は、思考に行き詰 まったり、不安なときにどうすればいいかを無意識的に知っていて、自分をコントロールできるタイプと言えます。頭の切り替えが上手な人ですね」

<向いている職業>
「壁にぶつかっても、気持ちを切り替えて目標に向かってポジティブに進んでいけるので、職業としては営業職向きかも。取引先に強く当たられたり、提案を断られたりしてもめげずに頑張ることができる人が多いと思います」

【口をとがらせる】

「考え込むときに、口を尖らせたり『へ』の字に曲げたりと口を動かす人は、常に言葉を選んで発言する慎重派。何事も深く考えてから行動するため、軽はずみなことをしてトラブルを招くことが少ない信頼のおける人と言えます」

<向いている職業>
「このタイプは、自分の言動に責任を持たなければいけない教師などの指導者向きです。冷静に周りを観察できる洞察力があるため、教え子の気持ちを汲んだ指導ができると思いますね」

【首をかしげる】

「考 え込むときにこの仕草をする人は、物事を違った角度から観察して何かを発見しようとする好奇心旺盛なタイプ。日頃から注意深く周囲を観察しているため、人 に対しても細かなところに気がつく気配り上手な面も。また、首をかしげる仕草は『疑問』を表す分かりやすいボディランゲージでもあるので、この動作が自然 に出る人は、自分の気持ちや疑問に思ったことをストレートに相手に伝えられる性格です」

<向いている職業>
「探究心と観察力があり、相手に率直に疑問をぶつけて情報を収集できるという面から、レポーター向きと言えそうです」

ひとつだけじゃなく複数当てはまった人もいるかもしれませんね。無意識にやっている仕草にはこんなにも性格が表れているなんて驚き。あなたがよくやっている仕草はありましたか?
(岡本温子/short cut)

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