職員が新型コロナ感染、区役所を閉鎖…海外渡航歴なし

 新型コロナウイルスの感染が拡大する中、北九州市で23日、小倉南区役所国保年金課の40歳代男性職員の感染が判明した。これを受け、市は24日に同区役所を閉鎖し、全館を消毒する。

 市によると、男性職員はせきなどの症状が出た17日午後まで勤務。他の職員と交代で窓口業務に当たっていたが、17日は窓口業務はなかった。18日から出勤せず、感染が分かった23日に入院した。

 一人暮らしで、最近の海外渡航歴はなく、感染経路は不明。市は、嘱託を含む同課職員58人の健康状態などを調査する。同区役所は25日に再開する予定。

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