「なぜ自分は生まれてきたんだろう?」だとか、「人生の意味とは!?」といった難しい質問を、ふと自分に投げかけてみる瞬間が、長い人生で1度や2度はあるだろう。
この世に誕生したからには、少しでも充実した人生にしたいと誰でも願うはずだが、‟やるべきこと” はなかなか達成しにくいものだ。一方で ‟やってはいけないこと” なら、しなければ良いだけなので案外簡単かもしれない。ということで、海外メディアが選んだ「自分の人生でやってはいけないこと」を5つ紹介してみたいと思う。
1:相応しくない人と一緒に過ごさない
人間関係って鏡のようなもので、良くも悪くも、多くの時間を過ごす人に影響を受けるものだ。ポジティブな人と過ごせば気持ちが上がるし、いつも暗くてネガティブな人と一緒にいたら、自分も似たような人間になってしまう。
また、海外メディアの『LIFE BUZZ』によると、‟他人の不幸は蜜の味” とばかりに、人の幸せを素直に喜んであげられない人とも距離を置くべきだとのこと。この手のタイプは、あなたから幸せを吸い取ってしまうことがあるからだ。
2:過去に縛られすぎないこと!
現在があれば過去があるわけで、今までに間違った決断を下したり、後悔するようなことをやらかしてまったばかりに、過去に縛られて苦しむこともある。
だが、起きてしまったことは仕方がないし、その経験を教訓に、同じ間違いを繰り返さないようにすれば良いのだ。LIFE BUZZは、人はセカンドチャンスを与えられるべきだし、過去の失敗ばかりを振り返るのではなく、未来を見据えて前進を続けるべきだと勧めている。
3:難しそうなことに ‟NO” と言わない
やはり、人間なら誰でも楽な道を行きたがるもので、米メディア『indy100』によると、「難しそうなことにすぐ ‟NO” と言い、険しそうな道を迂回しないこと」が大切だという。
オバマ米大統領の口癖「I can do it!:自分ならできる」ではないが、何か困難が目の前に立ちふさがった時に、この言葉で自分を励ましてみてはどうだろうか。難しいことにチャレンジして 見事に達成できれば自信がつくし、残念な結果に終わっても、あえて険しい道を選んだ自分に誇りを持てるだろう。
4:自分の幸せを人に頼りすぎない
基本的に人は独りで生まれて、独りで息を引き取るものだ。その間に数多くの人と出会い、支えられながら人生を送ることになる訳だが、自分の幸せを人に頼りすぎてはいけない。
なぜかと言うと、頼りにしていた人達がいなくなってしまったら、途端に土台を失くしたあなたの人生は、底辺から崩れてしまうからだ。大切な友達との友情が壊れてしまうことだってあるし、精神的・経済的に支えてくれる両親は不老不死ではない。
人に幸せにしてもらおうと思うのではなく、しっかり自立して、自分の幸せは自分で提供できるようにしたいものだ。
5:他人と比べずに、身の丈に合わない物には手を出さない
いつも人に囲まれながら生活していると、つい他人と自分を比べて、‟隣の家の芝生は青い” 状態になってしまうことがある。上を見すぎて見栄を張ったばかりに、身の丈に合わない物に手を出して経済的窮地に陥ってはバカらしい。
『LIFEBUZZ』は、人は手に入らない物を欲しがる傾向があるが、自分が持っている物に感謝することを忘れず、大切にする心掛けが必要ではないだろうかと伝えている。
──以上である。‟やってはいけないこと” なら、しなければ良いだけなので案外簡単かもしれないと思ったが、そうでもなさそうだ。だが、一度きりしかない人生を後悔なく生きるためにも、毎日少しずつでも良いので実践していきたいものである。
参照元:indy100、LIFE BUZZ(英語)