自慢のメカ、性能競う 仙台で知能ロボットコンテスト

大学生や高校生などのチームが自作のロボットの性能を競う「第23回知能ロボットコンテスト」が23日、仙台市青葉区の市科学館で行われ、東北から関西まで約30チームが参加した。
 東北にある大学の研究者らでつくる実行委員会が、毎年同館を会場に開いている。例年は6月に2日間開催されるが、ことしは東日本大震災の影響で延期され、日程も1日だけになった。
 コンテストでは、全自動のロボットが特設の競技台に散らばった赤、青、黄の3色のボールを集め、色ごとに決められた箱に入れる「チャレンジコース」と、ボールに加えて3色の空き缶も集める「テクニカルコース」の2部門で争った。
 箱に入れた個数やスピード、独創性などが審査対象。アームでボールをつかんだり、掃除機のように空き缶を吸い込んで集めたりといった仕組みのロボットが登場し、多彩な技術を披露した。
 チャレンジコースは千葉工大の「ピクソン」、テクニカルコースは大阪工大の「O.I.T.ファルコンVer.2.1」が優勝した。

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