自民党山形県連に白い粉 県職員が「郵送した」と申し出る

山形県は12日、県立農林大学校(新庄市)の非常勤職員が、自民党山形県連(山形市)に白い粉の入った封書を送付していたと発表した。県連には4日、白い粉が入った不審な郵便物が届く事件があり、業務妨害容疑で山形署に被害届を提出していた。

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 県によると、職員が11日に上司に対し、「10月上旬に白い粉を県連へ郵送した」と申し出た。県は職員の名前や性別、年齢などを明らかにせず、動機についても「事実関係を確認中」とした。職員は自宅待機している。県連によると、郵便物によるけが人などはいなかった。

 事件を受け、吉村美栄子知事は12日、「このような事案が発生したことは誠に遺憾だ。事実関係の詳細を確認のうえ、厳正に処分する」とのコメントを発表。県連も同日、「今後の捜査状況を見守り、事実関係を把握した上で対応をしたい」との談話を出した。【神崎修一】

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