“自虐ネタ”にしおかすみこはブレーク直前 (ゲンダイネット)

“女王様芸人”にしおかすみこ(32)にブレークの予感が漂っている。

 SMのボンデージ衣装に身を包み、ムチを片手に「どこのどいつだ~い? あたしだよっ!」「欲しがり屋さんだねぇ。もっと欲しいのか~い」などと観客をあおりながら、自分の苦労話や芸能人を切り捨てる“漫談”をネタにするピン芸人だ。

 女王様キャラなのに、「SM衣装のまま結婚式のスピーチをやらされて周りはドン引きだった」「ロサンゼルスに行かされた時、空港の手荷物検査でムチが引っかかった」といった自虐的なネタが中心で、そのギャップがウケている。

 昨年5月にフジテレビの深夜バラエティー「くるくるドカン」に出演して話題になり、昨年末に初登場した「エンタの神様」(日本テレビ)で火が付いた。今年に入ってから人気バラエティーに引っ張りダコで、テレビで目にする機会が急増している。

「一見、インパクト芸人に思えますが、ネタはしっかり作りこまれている。観客いじりもうまいし、フリートークもこなせます。いつも体が痛いと言いながら家に帰ってくるかつての交際相手が、実は“当たり屋”だったといった自虐ネタがポンポン出てきます」(テレビ関係者)

 95年にお笑いタレントとしてデビュー。コンビで活動していた時期もあるが、05年からピン芸人になり、試行錯誤の末に女王様スタイルに行き着いた。

 このまま大ブレークして、長い下積み生活に終止符を打てるか。

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