モーターで自走する「ペダル付き電動自転車」で走行中に歩行者と衝突して重傷を負わせ、そのまま逃げたとして、大阪府警交通捜査課は2日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、大阪市鶴見区の調理師の男(26)を逮捕した。交通捜査課によると、ペダル付き電動自転車による重傷ひき逃げ事件の摘発は珍しい。
ペダル付き電動自転車は電動アシスト自転車とは異なり、ミニバイクなどに分類される。公道での走行にはナンバープレートやウインカー、ブレーキランプなどが必要だが付いておらず、自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)にも加入していなかった。