花粉症・ぜんそくでの咳、「コロハラ」で肩身狭い人たちにバッジ…「状況改善に役立てば」

奈良市の印刷会社「明新社」は17日から、「花粉症・ぜんそくバッジ」計10種類、2000個の販売を始める。同社は「コロハラ(新型コロナウイルス感染拡大に起因するハラスメント=嫌がらせ)という造語まで生み出された状況の改善に役立てば」としている。

 同社総務部長(54)は「ぜんそくや花粉症による咳(せき)で、電車やバスの中で肩身の狭い思いをする人も多いはず。トラブルになるケースが出ているとニュースで知り、社員から『周囲に示すバッジが作れないか』との声が上がった」と話す。

 「ぜんそく」「花粉症」と記したタイプのほか、マスクやシカのイラスト付きで「ぜんそく(花粉症)です うつりません」と書いたものも。直径約3センチで、裏側のピンで衣服やカバンに留められる。直営の土産物店・絵図屋(奈良市餅飯殿町)で1個300円(税別)で販売する。問い合わせは同社(0742・63・0661)。

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