芸能人が“ホントは出演したくない”テレビ番組ベスト3を暴露

芸能人は依頼があればあらゆる番組に出ているが、一方では「本音では出たくない番組」も存在しているはずだ。そんな憶測をもとに芸能プロ関係者に話を聞き続けると、意外にも共通した番組タイトルがいくつか返ってきた。

そこで、ここでは芸能人がホントは関わりたくない番組ベスト3をご紹介していく。

<3位>

まずは第3位。ここには今や情報番組の代表格になっているアノ番組が挙がった。

「依頼が入っても断るタレントが多いのは『ワイドナショー』(フジテレビ系)です」(芸能プロマネージャー)

人気番組だけに意外だが、断る理由も意外なものだった。

「松本人志さんの番組ですから出たい気持ちはみんな持っています。でも、あの番組は業界人のほとんどが毎週欠かさずチェックしている業界視聴率の高い番組なんです。つまり、あそこで成功すれば一気に仕事が増える反面、失敗すればタレント生命にもかかわるので、後ろ向きになるタレントも多いんです」(同)

番組内容云々ではなく、番組の持つ影響力に尻込みしてしまうようだ。

<2位>

続いては不定期で放送されるあのネタ番組だ。

「『エンタの神様』(日本テレビ系)は芸人にとってありがたい人気番組ですが、反面、やりにくい独自のルールもある番組なので嫌われる傾向にあります」(テレビ番組放送作家)

独自のルールとは何か。

「あの番組ではネタを一言一句台本に起こしていますが、それをひとつでも間違えたり、言葉を噛んだりするともう一度冒頭から撮影し直すんです。お客さんが観覧しているので、今さっき見たネタをもう1度やるということを繰り返し、ひどい場合には10回以上も撮り直しになります。お客さんは飽きてきますし、当然笑いも減ります。そのため、芸人にとっては苦痛な番組なんです。また、テロップを出す演出方法がイヤという芸人もいるようです」(同)

たしかに同じお客さんの前で全く同じネタを何度もやるのは辛い気がする。このルールどうにかならないものか。

<1位>

堂々の1位に輝いたのは例の名物番組だ。

「『24時間テレビ』(日本テレビ系)ですよ。話題性が高い番組ではありますが、特に最近はできれば出たくないと嘆きながら出る人間が多いです。あの番組は出てもタレントは批判されるばかりで何も旨味がないです。マラソンランナーでもメインパーソナリティでもやりたくないと言いながら事務所に言われて仕方なく出ているタレントは山ほどいます」(テレビ番組制作会社スタッフ)

たしかに放送される度に批判が集まり、それは出演者に向かうこともある。夏の恒例とはいえ、できれば避けたいと考える芸能人が多いようだ。

無論これは一例に過ぎないが、多くの芸能人が嫌うタイトルとしては上位にこれらの番組が入り込んだ。理由はそれぞれ異なるが、やはりメリットがないと出たくないと考えるケースが多いようである。

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