若い発想で商品開発 ロフトと東北学院大連携

雑貨専門店のロフト(東京)は16日、東北学院大と商品開発などに関する連携協定を結び、仙台ロフト(仙台市)の4階に活動スペース「ロフトラボ」を開設した。学生たちがラボを拠点に、新たな商品やサービスを提案していく。
仙台ロフトであった締結式には、内田雅己社長や松本宣郎学長ら関係者が出席。内田社長は「一緒に地域ニーズを探っていきたい」と話し、松本学長は「学生が社会で学ぶ機会になる」と意義を語った。
同大によると、活動に参加する学生は現在約65人。近く学内のサークルを発足させ、ラボで活動する。ロフトの改善点についてアンケートの実施などを予定する。ラボに併設する展示スペースでは、東北の伝統工芸品を紹介するなどして地域活性化も探る。
地域構想学科3年の阿保里奈さん(21)は「若者ならではの発想を生かし活発に取り組んでいきたい」と話した。
ロフトが大学と連携協定を結ぶのは、青山学院大(東京)、立命館大(京都)に続き3例目。

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