若林区荒浜・仙台荒浜発電所

若林区荒浜・仙台荒浜発電所
荒浜北今切メガソーラーの設置計画
1.98MW・事業期間は20年間見込む


仙台荒浜発電所(仙台市若林区北今切1)は、仙台市若林区荒浜地内に「荒浜北今切メガソーラー」の設置を計画しており、施設概要等を17日に開催された仙台市復興整備協議会で明らかにした。
それによると、建設用地は仙台市若林区荒浜字今切1ほか地内の約4.3㌶(農地約1.8㌶)で、土地利用状況は市街化調整区域の農地(第1主農地含む) および山林。発電規模は1980kWで施設内容としてはモジュール枚数1万0512枚、架台数438、パワーコンディショナーが660kWを3台設置す る。発電事業期間は20年間で全量東北電力に売電。事業費は約7億7500万円を予定している。
仙台市復興整備協議会で建設用地内の農地に対する農地転用許可が承認されたことから、借地に向けた地権者協議を行い、施設整備工事に着手、2015年度内の発電事業開始を目指している。
今回の事業が仙台市の復興整備計画に盛り込まれたのは、県道塩釜亘理線と海岸防災林の間に位置するほ場整備事業の対象区域外となっている被災農地等を活 用し太陽光発電事業を行い、その売電による収益の一部で苗木の植樹・育成などを実施し東部地域の農地の生産能力を向上させる「海岸防災林」の再生を図るこ とや、東部地域の農業組合法人に対し太陽光パネルを提供・設置し、育苗用プレハブハウス等への給電を行うことなどで復興に寄与することができると判断され たため。

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