英BAT、日本で加熱式たばこ参入 12月にまず仙台で

たばこ世界2位の英ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)は8日、たばこの葉を電気で熱してニコチンを含んだ蒸気を吸う新型たばこを、世界に先行して日本で発売すると発表した。12月12日に仙台市で発売し、早期に全国展開する計画だ。

BATが発売する加熱たばこ「グロー」は、たばこを充電機能を備えた機器に差し込み加熱する。充電1回で35本吸える。従来の紙巻きたばこのような煙や臭いは出ず、有害物質も大幅に少ないという。機器を含むスターターキットは8千円。メンソールなど3種類あり、それぞれ20本入りで420円。

加熱式たばこ市場では、米フィリップモリスの「アイコス」や日本たばこ産業(JT)の「プルーム・テック」が人気を集めており、BATの参入で販売競争が過熱しそうだ。

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