茶葉の実験で確認、土壌からセシウム吸収せず

 茶の新芽(茶葉)から検出される放射性セシウムは、古い葉や枝、幹に吸収された後に移行したもので、土壌からはほとんど吸収されないことが、独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構の野菜茶業研究所の比較実験で明らかになった。同様の推定はこれまでも知られていたが、同研究所によると、実験で裏付けられたのは初めてという。15日に京都府で開かれる研究発表会で報告する。

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