宮城県と山形県にまたがる蔵王山で、地下の熱水などの移動を示す火山性微動が立て続けに観測され、気象庁は、火山活動に高まりがみられるとして注意を呼びかけている。
気象庁によると、宮城県と山形県にまたがる蔵王山では、28日夜と30日未明に、地下の熱水などの移動を示す火山性微動が観測され、また、山の南側が隆起する傾向がみられるという。気象庁は、蔵王山の火山活動に高まりがみられるとして、今後の動きに注意するよう呼びかけている。
蔵王山は、噴火警戒レベル「1」の活火山で、2013年以降、火山性微動や火山性の地震がたびたび観測されている。