蔵王連峰で初雪 蔵王エコーライン 11月5日から通行止め

 冬型の気圧配置に伴い東北地方の上空に寒気が流れ込んだため、宮城、山形両県にまたがる蔵王連峰で17日、今季初めて雪が降った。
 蔵王連峰の刈田岳(1758メートル)山頂付近は、同日午前8時の気温が氷点下0.1度と冷え込んだ。周囲はうっすらと雪化粧し、紅葉で赤く色づいたナナカマドなどの樹枝には「霧氷」が張り付いた。
 仙台管区気象台によると、仙台市宮城野区の気象台から目視で確認できなかったため、記録上の「初冠雪」にはならなかった。蔵王の初冠雪は平年が10月24日で、昨年は11月3日だった。
 蔵王エコーライン(宮城県蔵王町-山形県上山市)は11月5日午後5時から来年4月25日まで、冬季の通行止めとなる。

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