藤崎がクラフトビール初企画 6月1日から限定販売

藤崎は1日、初めて企画したクラフトビール「都の杜ビール ジュエリータイム イエローサマー」を発売する。仙台市青葉区の複合施設クロスBプラス内のビール醸造所「BATSUJI BREWING」との共同開発。瓶入り(330ミリリットル、880円)を藤崎の店頭で200本、たる生(200~350ミリリットル、500~850円)をクロスBプラスで数量限定で売り出す。

クロスBではたる生を限定提供

 副原料には、台湾で収穫されたパイナップルを使用。ブドウやイチゴなど約20種と比較し、ホップが持つ苦味との相性が最適だと判断した。フルーティーで華やかな風味と芳醇(ほうじゅん)な味わい、パイナップル特有の爽やかな香りを楽しめる。

 藤崎本館の和洋酒売り場では午前10時に販売を開始。クロスBプラスでは90リットルを用意し、200ミリリットル(500円)、300ミリリットル(680円)、350ミリリットル(850円)を、それぞれ開場1周年の記念価格で提供する。なくなり次第、終了。

 藤崎の若手スタッフらが昨年11月、若者に人気で売れ行きも好調なクラフトビールの開発を提案。同店近くに市中心部初のビール醸造所がオープンしたことを受け、連携を決めた。

 30日夜に同店で、関係者がテイスティングした。開発を担った藤崎和洋酒担当の小野寺拓朗さん(30)は「理想の仕上がり」と満足げ。かつてビールが飲めなかったという同担当の門脇亜理沙さん(24)は「香りが良く、通常のビールとは違う。苦手意識がある人にこそ味わってほしい」とアピールした。

 連絡先は藤崎022(261)5111。クロスBプラス022(399)7091。

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