仙台商工会議所の次期会頭に、藤崎会長兼社長の藤﨑三郎助副会頭(73)が就任する見通しになった。10月末で退任する鎌田宏会頭(81)が27日、後任に推薦していた藤﨑氏が就任を受諾したと明らかにした。
鎌田氏は仙台商議所であった定例常議員会で「『議員の賛同を得られればお引き受けしたい』との返事をもらった」と説明した。
藤﨑氏は終了後の取材に「仙台商議所の歴史と伝統を踏まえ、努力したい。会員企業の皆さまにご協力をいただければ」と語った。
藤﨑氏は11月1日の臨時議員総会で新会頭に選任される見込み。
鎌田氏は7月の臨時議員総会で、4期目が満了する10月末で会頭を退任する意向を表明。後任に藤﨑氏を推す考えを示していた。