藻塩使用“おいすぃーつ”集合 6日に塩釜でフェス

 宮城県塩釜産の天然塩「塩釜の藻塩(もしお)」を使った菓子を集めた「おいしおがま春のおいすぃーつフェスティバル」が6日、塩釜市港町のマリンゲート塩釜で開かれる。
 塩釜では地名の由来となった天然塩作りが2年前に復活。市内の菓子店で藻塩を生かしたお菓子作りが広がっている。今回は6店が自慢の和洋の菓子を出品、試食と販売を行う。
 菓子ネット販売の「えんふぁん。」は藻塩のロールケーキなどを出展。「梅花堂」は藻塩と海藻のギバサ(アカモク)を使った和風サブレ、「栄太楼」は塩生キャラメルなどを並べる予定。
 このほか、チョコレート専門店「クレオバンテール」は藻塩ショコラ、菓子店「カフェナツメ」は塩味のクッキー、菓子店「りんごの木」は藻塩のシュークリームを出し、味を競う。
 イベントに合わせ、マリンゲート内の飲食店7店も、藻塩を使った特別メニューを提供する。
 主催する塩釜市青年四団体連絡協議会の鈴木美範会長は「スイーツ店巡りを通して観光客が塩釜を周遊するきっかけになれば。夏の仙台・宮城『伊達な旅』キャンペーンに向け、参加店も増やしていく」と、スイーツによるまちおこしを目指す。
 イベントは午前10時から午後4時まで。

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