被災地の水産加工品海外へ 仙台で商談会

東日本大震災の被災地の販路回復、拡大を目指す「東北復興水産加工品展示商談会2016」が7、8の両日、仙台市青葉区の仙台国際センター展示棟で開かれる。昨年に続き2回目。東北の水産商談会としては最大規模となる。
東北六県商工会議所連合会と全国の水産関連3団体の主催。青森、岩手、宮城、福島、茨城5県から、水産加工会社は昨年より22社多い118社が参加する。流通・小売業の買い付け担当者らは約2300人多い約6500人が来場すると見込む。
海外販路の開拓を目指し、米国とベトナム、マレーシア、シンガポールの商社、卸売業の買い付け担当者も招待し、参加企業約30社との商談を設定。8日は4カ国の担当者によるパネル討論を開き、参加企業の商品開発や販売戦略に役立ててもらう。
事務局の仙台商工会議所の担当者は「昨年より規模も中身も充実させた。多くの商談が成立することを期待している」と話す。

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