覚えておきたい揚げ物の太らない食べ方

高脂肪、高カロリーの筆頭と言えば揚げ物。だが、ダイエットをする際に必ずしも完全に 断つ必要はないともいわれている。食べ方次第では体脂肪に蓄積しにくく、太りにくくすることも可能だというのだ。ダイエット食品『マイクロダイエット』を 展開するサニーヘルス株式会社は、同社が運営するダイエット情報発信サイト「microdiet.net」で調査レポート「揚げ物の太らない食べ方ってあるの?」を公開している。その一部を紹介したい。

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【揚げ物の太らない食べ方 5つのポイント】

1.一緒に食べると良いもの
揚げ物だけを食べるのではなく、他の食材を取り入れることで、なるべく体脂肪に蓄積させないようにする。

2.脂肪分をなるべく体に吸収させにくくする
野菜、海藻、きのこなど、食物繊維豊富なものを副菜に加える。食物繊維には脂肪の吸収を抑制する働きがある。揚げ物に定番のキャベツの千切りも食物繊維が豊富。揚げ物を食べる前に、先にキャベツに箸を付けるとなお良い。

3.脂肪の代謝を助ける
体に入った脂肪を代謝させてエネルギーに変えるには、ビタミンB2が有効。脂質の摂取量が多いほど必要になる。肉や魚、チーズなど動物性食品、舞茸・エリンギに多く含まれる。

4.脂肪の消化を助ける
生の食べ物に含まれる「酵素」を摂る。生野菜のサラダや漬物を食べるのももちろん良い。揚げ物に大根おろしを添えたり、レモン汁をかけるのも理に適っている。脂肪の吸収を穏やかに、代謝を促す働きがある。

5.食べる時間帯に注意する
揚 げ物は夕食のメインに食べることが多いと思が、体脂肪に変えないようにするためには、お昼がベスト。起床後間もない朝食では胃腸に負担をかけるし、夕食だ と活動的な日中と異なり、食後に消費するエネルギーは少ない。夜に高カロリーな食事を取るとエネルギーが余り、脂肪として蓄積されやすい。

また、人間の体内時計も関係している。夜10時頃から人間の体は太りやすい状態になる。というのは、“BMAL1(ビーマルワン)”と呼ばれるタンパク質が急増し、脂肪の吸収を促進する酵素の働きが活発になるためだ。

夕食に揚げ物を食べるのであれば、なるべく19時頃までには済ますようにしたいものだが、なかなかそうもいかないこともある。そうした場合は、主食のご飯の量を少なめにする、翌日の食事は野菜中心の軽いものにし、摂取カロリー・脂肪分を抑える、できるだけ体を動かすようにするなどの対策を。

■揚げたてを食べる

お店で食べるなら揚げたてのものが食べられるが、スーパーなどで出来合いの揚げ物を買う場合は、揚げてから確実に時間が経過している。揚げ油の種類によっ てその度合いは違うものの、油は時間の経過と共に酸化する。酸化した油は体に良くないので、出来合いのものを食べるよりは、自宅で作り、揚げたての物を食 べるほうが良い。

自分で揚げるならオリーブオイルやキャノーラ油などの酸化しにくい油を選ぶこともできるし、油の量を調節することもできる。たっぷりの油で揚げるのではなく、少量の油で焼くように揚げるほうが、余計な油を摂らなくて済むのも良い点だ。

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