親子向け防災教室など特別イベント開催 気仙沼・伝承館

宮城県気仙沼市の市東日本大震災遺構・伝承館は今月、夏季の特別イベントとして親子向けの防災教室や地元中高生による語り部ガイドなどを開催する。
 8日は「液状化のしくみを知ろう!」と題し、防災教室を開く。東北大災害科学国際研究所の森口周二准教授(地盤工学)が、砂と水で液状化を再現する。午前11時~正午。小中学生の親子が対象で、定員10組。事前予約を優先する。
 9日は階上中と気仙沼高の生徒が、防災をテーマとする授業で取り組む紙芝居と英語弁論の発表を行う。午前10時と11時の2回。定員は先着30人。
 9、10日は階上中、気仙沼向洋高、気仙沼高の生徒が語り部ガイドとなり、遺構の気仙沼向洋高旧校舎を案内する。(1)午後1時40分(2)2時(3)2時20分(4)2時40分(5)3時-の計5回。各回定員は先着20人。
 30日は「9月1日防災の日特別セミナー」として、元気仙沼市危機管理監の佐藤健一氏が、震災当時の対応や課題を解説する。午前10時半~11時半。定員30人で事前予約が必要。
 新型コロナウイルスの感染状況により、内容は変更になる場合がある。予約受け付けは0226(28)9671、メールinfo@kesennuma-memorial.jp。詳細は伝承館ホームページでも公開している。

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