観光客 仙台市初2000万人超え

2015年に仙台市を訪れた観光客数は2229万3853人で、初めて2000万人を超え過去最多となったことが22日、分かった。市は17年までに2300万人を目指しているが、前倒しで達成する勢いだ。
市の調査によると、市を訪れた観光客数の推移はグラフの通り。15年は前年(約1975万人)に比べ12.9%増加した。これまでは東日本大震災前の10年の約1979万人が最多だった。
震災の風評被害が一定程度収まるとともに、仙台うみの杜水族館(宮城野区)が15年7月に開業し、入館者数が目標を大幅に上回った影響が大きかったとみられる。
また、15年の市内の外国人宿泊者数は11万5947人で、過去最多だった08年の約10万人を更新。14年の約7万人に対し68.4%の大幅増だった。市内で15年3月に開かれた国連防災世界会議が増加に貢献したとみられる。

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