宮城の観光地を全国に売り込む「伊達な旅 春キャンペーン」が1日始まり、仙台市青葉区の仙台駅2階コンコースでセレモニーが開かれた。来年4~6月に実施される大型観光宣伝「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン(DC)」の事前イベントで、ことし6月まで官民一体で盛り上げを図る。
県と仙台市、JR東日本などでつくる仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会が実施主体。協議会会長の村井嘉浩知事が「宮城の食、文化を楽しんでもらうことが復興の力にもなる」とあいさつ。副会長の奥山恵美子仙台市長の合図で、色鮮やかなテープが一斉に放たれた。
キャッチフレーズは「笑顔咲くたび伊達な旅」。期間中、東日本大震災で津波被害に遭った沿岸部を含め、各地のイベント情報を首都圏などに発信。計22コースのバスツアーを設定するほか、JRが宮城県と岩手、福島両県を結ぶイベント列車を運行する。