携帯電話に「675」から始まるパプアニューギニアからの国際電話の着信があり、折り返し電話した利用者に高額な通話料がかかる問題が起きている。携帯各社は利用者に注意を呼びかけている。
ソフトバンクは3日にホームページで注意喚起を始めた。「心当たりのない番号への折り返し電話をされないようお願いします」としている。NTTドコモやKDDI(au)にも、数件の問い合わせがあったという。
関係者によると、国内・国際通話を問わず、着信履歴を残し、かけ直すとアダルト関連のサービスにつながるなどして、利用者から多額の料金を取る手口は以前からあるという。
パプアニューギニアへの電話料金は携帯会社によって異なり、いずれも30秒ごとに、ソフトバンク249円▽ドコモ68〜63円▽KDDI65円-となっている。